猫を2匹、3匹と迎えると、にぎやかで楽しい反面、「誰がごはんを残したのかわからない」「トイレのかたまりが多いけど、どの子の?」と困ることはありませんか。1匹のときにはすぐ気づけた変化も、多頭飼いでは見落としやすくなります。
この記事では、多頭飼いの猫の体調管理で困りやすいことと、食事・トイレ・体重を1匹ずつ把握するための工夫、自動で見分けて記録できるデバイスの使い方を紹介します。
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2匹目を迎えてから、どっちがどれだけ食べたのか全然わからなくなっちゃって……。
- 多頭飼いで体調の変化を見落としやすい理由
- 食事・トイレ・体重を1匹ずつ把握する工夫
- 自動で見分けて記録できるデバイス
- 変化に気づいたときの動き方
結論:「誰が」を見分ける工夫をして、1匹ずつの記録を残す
結論:食事の場所を分ける、トイレや体重を1匹ずつ記録するなど、「誰が」がわかる仕組みをつくる
多頭飼いでは、食事やトイレが混ざってしまい、1匹ごとの変化が全体の中に埋もれてしまうのが難しいところです。食事の時間や場所を分ける、トイレの数を増やすといった工夫で、「誰が」がわかりやすくなります。
手作業での記録が難しいなら、猫ごとに行動を記録する首輪型デバイスや、トイレでどの猫かをAIが判別する機器を使う方法もあります(出典:Catlog公式)。

多頭飼いの猫の体調管理で困ること
| 困ること | 起こりやすい理由 |
|---|---|
| 誰がどれだけ食べたかわからない | ほかの猫のお皿を食べる、置き餌を好きなときに食べる |
| 誰のおしっこ・うんちかわからない | 同じトイレを複数の猫が使う |
| 誰が吐いたかわからない | 見ていない時間に吐いていることが多い |
| 体重の変化に気づきにくい | 1匹ずつ量る手間がかかり、量る機会が減る |
| 元気がない子に気づきにくい | ほかの猫が元気だと、全体として「いつもどおり」に見える |
とくに、食べる量が減った子がいても、ほかの子がそのぶんを食べてしまうと、お皿は空になっていて気づけません。「全体」ではなく「1匹ずつ」を見ることが、多頭飼いの体調管理のポイントです。

お皿が空でも、誰が食べたかはわからない。多頭飼いの落とし穴だね。
1匹ずつ把握するための工夫
食事:時間と場所を分ける
ごはんを置きっぱなしにせず、決まった時間に、猫ごとに離れた場所で食べてもらうと、誰がどれだけ食べたかがわかりやすくなります。食べるのが遅い子がいる場合は、別の部屋で食べてもらう方法もあります。
トイレ:数を確保して、様子を見る
トイレの数が足りないと、我慢したり、トイレ以外で排泄したりする原因になることがあります。数を確保したうえで、掃除のときにかたまりの数や大きさを見ておきましょう。どの猫がどのトイレを使うことが多いかを知っておくと、変化に気づきやすくなります。
体重:定期的に1匹ずつ量る
週に1回など曜日を決めて、1匹ずつ量りましょう。抱っこして体重計に乗り、自分の体重を差し引く方法なら、家庭用の体重計でも量れます。
吐いたもの・毛玉:見つけたらメモ
多頭飼いでは、吐いたものを見つけても誰が吐いたのかわからないことがよくあります。見つけた日時と場所、吐いたものの様子をメモしておくと、同じ場所で何度も続くといった傾向が見えてくることがあります。ペットカメラの録画を見返して、誰だったかを確かめる方法もあります。
- 猫ごとの記録表(食事・トイレ・体重・気になったこと)をつくる
- 吐いたものを見つけたら、日時と場所をメモする
- 家族で記録の場所を共有する
自動で見分けて記録できるデバイス
手作業の記録には限界があります。Catlogシリーズは、多頭飼いでも1匹ずつのデータを記録できるように作られています。
| デバイス | 見分け方 | 記録できること |
|---|---|---|
| Catlog(首輪型) | 猫ごとに首輪をつける。中継機1台で4匹まで登録(5匹以上は中継機を追加) | 食事・水飲みの回数、睡眠・運動・毛づくろいの時間、嘔吐の可能性など |
| Catlog Board(トイレの下に置く) | 体重やトイレでの行動をもとに、AIがどの猫かを判別(首輪なし) | 体重、おしっこ・うんちの回数と量、トイレの滞在時間 |
※Catlog公式サイトより(2026年10月6日確認)。
首輪型Catlogは、多頭飼いで把握しづらい「誰がいつ吐いたか」の判断にも役立つと案内されています。Boardは、複数のトイレを使っている場合も、どの猫がどのトイレを使ったかを記録して猫ごとに整理します。
費用は、機器の本体代のほかに、猫1匹あたり月額980円です。6匹目以降は月額0円で、機器を何台増やしても月額は増えません(出典:Catlog公式)。新規契約の特典では、登録する猫の数だけ本体が30%オフになります(最大5匹分、6か月の継続が条件)。

Boardなら首輪をつけなくても見分けてくれるんですね。首輪が苦手な子がいても大丈夫そう。
変化に気づいたときの動き方
- どの猫の変化かを確かめる:記録やデバイスのデータで、変化があったのが誰かを確認します。
- その子の様子をよく見る:食欲・元気・トイレ・吐いた回数など、ほかの変化がないかを見ます。
- 記録をまとめる:いつから・どのくらい変わったかを、メモやデータで整理します。
- 動物病院に相談する:気になる変化が続く場合や、急な変化がある場合は、記録を持って相談します。
Catlogは医療機器ではなく、病気を診断するものではありません。通知や記録は「いつもと違うかもしれない」と気づくためのきっかけです。アプリには、通院時に記録をまとめて見せられるレポート機能もあります。

記録があれば、「誰が・いつから・どのくらい」をそのまま獣医さんに伝えられるよ。
よくある質問
多頭飼いでは、トイレはいくつ必要ですか?
猫の数や性格、家の広さによって異なります。我慢や粗相がないか様子を見ながら、数や置き場所を調整しましょう。
置き餌をやめたほうがいいですか?
誰がどれだけ食べたかを知りたい場合は、時間と場所を決めて食べてもらうほうが把握しやすくなります。急に変える場合は、猫の様子を見ながら少しずつ進めましょう。
首輪をつけられる子とつけられない子がいます。
首輪をつけられない子には、首輪なしで使えるCatlog Boardを使う方法があります。首輪型とBoardは組み合わせて使えます。
新しい猫を迎えたばかりで、先住猫の食欲が落ちました。
環境の変化で一時的に食欲が落ちることもありますが、続く場合や元気がない場合は動物病院に相談しましょう。新しい猫との生活に慣れるまでは、食事の場所を分けるなど、落ち着いて食べられる環境を整えることも大切です。
何匹まで記録できますか?
首輪型は中継機1台で4匹まで登録でき、5匹以上は中継機を追加します。月額は6匹目以降0円です。
参考・出典
- Catlog公式「Catlog(首輪型デバイス)」(確認日:2026年10月6日)
- Catlog公式「Catlog Board」(確認日:2026年10月6日)
- Catlog公式「ご利用料金」(確認日:2026年10月6日)
まとめ
- 多頭飼いでは、1匹ごとの変化が全体の中に埋もれやすい
- 食事の時間と場所を分け、トイレの数を確保し、体重は1匹ずつ量る
- 猫ごとの記録表を家族で共有する
- 首輪型デバイスやトイレの下に置く機器なら、猫ごとに自動で記録できる
- 変化に気づいたら、記録を持って動物病院に相談する
「誰が」がわかる仕組みをつくれば、多頭飼いでも1匹ずつの小さな変化に気づけます。
