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ペット用空気清浄機の選び方|脱臭性能・サイズ

ペットのニオイや抜け毛が気になって、空気清浄機を検討している方は多いのではないでしょうか。ただ、売り場には「ペット向け」「脱臭」「加湿付き」などさまざまな製品が並んでいて、何を基準に選べばよいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、ペット用空気清浄機の選び方を、適用床面積・フィルターの種類・脱臭性能・お手入れ・ペットへの安全面の5つのポイントで整理しました。カタログの数字の読み方は、日本電機工業会の資料をもとに解説しています。空気清浄機でできること・できないことも、あわせて確認しておきましょう。

ユイさん
ユイさん

空気清浄機を置けば、猫のトイレのニオイもなくなりますか?

この記事でわかること
  • 空気清浄機でできること・できないこと
  • 「適用床面積」「清浄時間」の正しい読み方
  • ペットのいる家で確認したい5つのポイント
  • 空気清浄機・脱臭機・加湿付きの違い
  • ペットがいる家での置き場所と安全対策
目次

結論:部屋より広めの適用床面積と、お手入れしやすいフィルターを選ぶ

結論:「適用床面積に余裕があるか」と「プレフィルターを掃除しやすいか」を最初に確認する

ペットのいる部屋では、空気中のニオイやホコリが多くなりがちです。部屋の広さより適用床面積が広めの製品を選ぶと、短い時間で空気をきれいにしやすくなります。

また、抜け毛はまず本体の入り口にある「プレフィルター」にたまります。プレフィルターを取り外して掃除しやすいかは、ペットのいる家ではとても大切なポイントです。

空気清浄機でできること

  • 空気中に広がったニオイを減らす
  • 空気中に舞ったホコリや細かい毛を集める
  • 部屋の空気を循環させる

できないこと(ほかの対策が必要)

  • トイレや床にしみついたニオイの元をなくす
  • 床に落ちた抜け毛を集める
  • こまめな掃除や換気の代わりになる
ハコ
ハコ

空気清浄機は「空気中」のニオイやホコリを減らす家電なんだ。トイレのニオイの元はトイレ掃除で取りのぞいて、残ったニオイを空気清浄機で減らす、という組み合わせが基本だよ。

カタログの「適用床面積」「清浄時間」の読み方

空気清浄機のカタログには、「適用床面積」と「清浄時間」という数字が書かれています。日本電機工業会の資料では、それぞれ次のように説明されています(出典:日本電機工業会「空気清浄機によるPM2.5対策」)。

表示意味
適用床面積(目安)決められた濃度の汚れを、30分できれいにできる部屋の広さ
清浄時間8畳相当の部屋で、決められた濃度の汚れが基準値以下になるまでの時間

※いずれも天井の高さ2.4mで計算された値です。

つまり、適用床面積が「8畳」の製品を8畳の部屋で使うと、きれいにするのに30分ほどかかる、という意味です。ペットのいる部屋でもっと短い時間できれいにしたい場合は、部屋の広さより適用床面積が広い製品を選ぶと余裕が生まれます。清浄時間が短い製品ほど、空気をきれいにする力が強いと考えられます。

ペット用空気清浄機の選び方|5つのポイント

1. 適用床面積に余裕があるか

前の章のとおり、適用床面積は「30分できれいにできる広さ」です。ペットが過ごす部屋の広さを確認し、それより広めの製品を選びましょう。リビングとダイニングがつながっている場合は、つながった空間全体の広さで考えます。

2. フィルターの種類と役割

一般的なフィルター方式の空気清浄機は、次の3種類のフィルターで空気をきれいにします(出典:日本電機工業会)。

フィルター役割ペットとの関係
プレフィルター大きなホコリをキャッチする抜け毛がたまりやすい。こまめな掃除が必要
集じんフィルタープレフィルターで取れない細かいホコリ・花粉・カビなどをキャッチするフケなど細かいものの対策
脱臭フィルター活性炭などでニオイをキャッチするペットのニオイ対策の中心

3. 脱臭性能

ペットのニオイ対策が目的なら、脱臭フィルターの性能を重視しましょう。メーカーによっては、ペットのニオイを想定した脱臭性能を表示している製品もあります。脱臭フィルターは、においを取る力が少しずつ落ちていくため、交換の目安と費用もあわせて確認します。

4. お手入れのしやすさとフィルター交換の費用

日本電機工業会の資料では、フィルター交換の目安を、集じんは「空気をきれいにする時間が最初の2倍以上になるまで」、脱臭は「においの除去率が半分になるまで」としています(出典:日本電機工業会)。ペットのいる家では、抜け毛やニオイで交換が早まることもあります。交換用フィルターの価格と交換の目安を、購入前に確認しておきましょう。

5. ペットへの安全面

ペットのいる家では、いたずらで操作されないための操作ロック(チャイルドロック)や、倒れたときに運転が止まる機能があると安心です。吸い込み口に毛が詰まりにくい形かどうかも確認しましょう。

ユイさん
ユイさん

フィルターの交換費用まで考えていませんでした。本体が安くても、毎年かかる費用で差が出るんですね。

タイプ別の違い

タイプ特徴向いている人注意点
空気清浄機(フィルター方式)集じんと脱臭をまとめて行うニオイと抜け毛・ホコリの両方が気になるフィルターの掃除と交換が必要
加湿機能つき空気清浄機空気清浄と加湿を1台でできる冬の乾燥も気になる加湿のタンクやトレーを清潔に保つ手間が増える
脱臭機ニオイを取ることに特化しているトイレ周りなどニオイが特に気になる集じん(ホコリ・毛)は得意でない製品もある

加湿機能つきの製品は便利ですが、タンクやトレーの水を清潔に保つお手入れが欠かせません。お手入れの手間が負担に感じる場合は、空気清浄機と加湿器を別々にするのも一つの方法です。

ケンさん
ケンさん

犬の抜け毛が多い時期は、空気清浄機だけで足りますか?

ハコ
ハコ

空気清浄機が集められるのは、空気中に舞った毛やホコリだけなんだ。床に落ちた毛は掃除機で取る必要があるから、ブラッシングと掃除も一緒に続けてね。

ペットがいる家での置き場所と注意点

  • ニオイの発生源の近く:トイレや寝床の近くなど、ニオイが気になる場所の近くに置くと効果的
  • 吸い込み口と吹き出し口をふさがない:壁や家具から少し離し、空気の通り道をつくる
  • コードをかじられないようにする:コードカバーを付けるか、ペットの届かない位置に通す
  • 倒されない場所に置く:通り道や、ペットが飛び乗る場所の近くは避ける
  • 夏はエアコンと一緒に使う:空気清浄機に部屋を冷やす力はないため、暑い時期の留守番ではエアコンでの温度管理が必要

夏の留守番では、室内の適切な温度・湿度の管理が大切です(出典:環境省)。空気清浄機は、エアコンの代わりにはならないことを覚えておきましょう。

注意

ニオイが気になるからといって、消毒剤などを部屋の空間に噴霧するのは避けましょう。厚生労働省は、消毒剤などの空間噴霧について、眼や皮膚への付着や吸入による健康影響のおそれがあるため推奨していません(出典:厚生労働省)。

よくある質問

空気清浄機があれば、トイレのニオイはなくなりますか?

空気清浄機は空気中に広がったニオイを減らす家電で、トイレや床にしみついたニオイの元をなくすことはできません。トイレの排泄物をこまめに取り除き、換気をしたうえで、空気清浄機で残ったニオイを減らすのが基本です。

適用床面積は部屋の広さと同じでいいですか?

同じ広さでも使えますが、その場合はきれいにするのに30分ほどかかる目安です。ペットのいる部屋で早くきれいにしたい場合は、部屋より広めの適用床面積の製品を選ぶと余裕が生まれます。

プレフィルターはどのくらいの頻度で掃除すればいいですか?

製品の取扱説明書に従うのが基本です。ペットのいる家では抜け毛がたまりやすいため、目で見て毛がたまっていたら早めに掃除しましょう。

一日中つけっぱなしでも大丈夫ですか?

多くの空気清浄機は、つけっぱなしで使うことを想定しています。電気代や運転音が気になる場合は、自動運転モードや静音モードを活用しましょう。具体的な電気代は製品の公式情報で確認してください。

猫が空気清浄機の上に乗ってしまいます。

吹き出し口をふさぐと性能が落ち、倒れる危険もあります。上に乗りにくい形の製品を選ぶか、近くにキャットタワーなど別の高い場所を用意して、乗らないように工夫しましょう。

まとめ

この記事のまとめ
  • 空気清浄機は空気中のニオイやホコリを減らす家電。ニオイの元は掃除で取りのぞく
  • 適用床面積は「30分できれいにできる広さ」。部屋より広めを選ぶと余裕が生まれる
  • ペットのニオイ対策は脱臭フィルター、抜け毛はプレフィルターの掃除しやすさが大切
  • フィルター交換の目安と費用、加湿機能のお手入れの手間も含めて比べる
  • 操作ロック・転倒時の停止・コード対策など、ペットへの安全面も確認する

カタログの数字の意味と、ペットのいる家ならではのポイントを押さえれば、暮らしに合った空気清浄機を選べます。

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