年齢を重ねた猫と暮らしていると、「最近よく寝ている気がする」「ごはんを残すことが増えたかも」と、小さな変化が気になることがありますよね。でも、毎日一緒にいるからこそ、ゆっくり進む変化には気づきにくいものです。
この記事では、シニア猫の見守りで家で記録しておきたい5つのこと、記録の続け方、暮らしやすい環境づくりのポイントを紹介します。体調の判断は動物病院にゆだねることを前提に、飼い主ができる「気づくための工夫」をまとめました。
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実家の猫が15歳になって、寝ている時間が長くなったそうなんです。年のせいなのか、どこか悪いのか、見分けがつかなくて……。
- シニア猫の見守りで記録したい5つのこと
- 記録を続けるための工夫
- 自動で記録できる見守りデバイス
- 暮らしやすい環境づくりと動物病院への相談
結論:「食べる・飲む・出す・量る・動く」を記録して、いつもと比べる
結論:シニア期の変化はゆるやか。記録を積み重ねて「その子のふだん」と比べることが大切
環境省のガイドラインでは、老い方やそれに伴う問題は個体によって異なり、身体的な問題はかかりつけの獣医師とよく相談するよう呼びかけています(出典:環境省)。
シニア期は食事量・運動量・睡眠時間などの変化がゆるやかに進むことが多く、毎日見ていても気づきにくい時期だと、見守りデバイスCatlogの公式サイトでも案内されています。だからこそ、数字や記録で「ふだん」を残しておくことが役に立ちます。

シニア猫の見守りで記録したい5つのこと
| 記録すること | 見るポイント | 記録のしかた |
|---|---|---|
| 1. 食べる | 食べる量、食べるまでの時間、残す回数 | 出した量と残った量をメモ |
| 2. 飲む | 水の減り方、水を飲みに行く回数 | 器を同じ量だけ満たし、翌日の減り方を見る |
| 3. 出す | おしっこ・うんちの回数と量、トイレの時間 | 掃除のときにかたまりの数をメモ |
| 4. 量る | 体重の増減 | 同じ方法・同じ時間帯で量る |
| 5. 動く | 寝ている時間、遊ぶ・歩く時間、高い所へ上がるか | 気づいたことを一言メモ |
毎日でなくてもいい
5つすべてを毎日細かく記録するのは大変です。「いつもより多い・少ない・同じ」の3段階で書くだけでも、続けていくと変化の流れが見えてきます。週に1回は体重を量るなど、続けやすいルールを決めましょう。

記録は完璧じゃなくて大丈夫。続けることがいちばん大事だよ。
自動で記録できる見守りデバイス
手で記録するのが難しいときは、自動で記録してくれるデバイスを使う方法もあります。Catlogシリーズは、猫の行動とトイレを24時間記録し、専用アプリで確認できます(出典:Catlog公式)。
| デバイス | 記録できること | シニア猫での使いどころ |
|---|---|---|
| Catlog(首輪型・約9g) | 食事・水飲みの回数、睡眠・運動・毛づくろいの時間、安静時呼吸数、安静時体温変化、嘔吐の可能性 | 「食べる・飲む・動く」をまとめて記録 |
| Catlog Board(トイレの下に置く) | 体重、おしっこ・うんちの回数と量、トイレの滞在時間 | 「出す・量る」を自動で記録。首輪なしでOK |
※Catlog公式サイトより(2026年10月6日確認)。
普段と比べて元気がない、寝付けていない、体重が急に減った、トイレの回数が増えたといった変化があると、アプリで知らせてくれます。通院のときには、記録をレポートにまとめて獣医師に見せることもできます。Catlogは医療機器ではなく、病気を診断するものではありません。「いつもと違うかもしれない」と気づき、動物病院に相談するきっかけとして使うものです。

寝ている時間が長くなったのが「ふだんより」なのかどうか、数字でわかると安心できそうです。
家族で記録を共有する
シニア猫のお世話は、家族で分担していることも多いはずです。誰かが「今日は残した」と気づいても、ほかの家族に伝わらないと、変化の流れが見えにくくなります。メモを置く場所を決める、家族のグループで共有するなど、記録を一か所にまとめる工夫をしましょう。
Catlogのアプリは、家族などを「共同飼い主」として招待して、みんなで同じ記録を見ることができ、招待できる人数に制限はないと案内されています。離れて暮らす家族の猫を見守りたいときにも、使いやすい方法の一つです。
暮らしやすい環境づくり
- ベッドやお気に入りの場所に、低い踏み台やステップを置く
- トイレは入り口の低いものにし、寝床から近い場所にも置く
- 水の器を複数の場所に置く
- 床が滑りやすい場所にはマットを敷く
- 寒さ・暑さに配慮して室温を整える
高い所に上がらなくなった、トイレの外で粗相をするようになったといった変化は、年齢による動きにくさが関係していることもあります。環境を少し変えるだけで、暮らしやすくなる場合があります。模様替えは一度に大きく変えず、猫の様子を見ながら少しずつ進めると、戸惑いも少なくなります。
動物病院に相談したいとき
食欲が急に落ちた、水を飲む量やおしっこの量が明らかに増えた、体重が減ってきた、吐くことが増えたなど、気になる変化が続くときは、記録を持って動物病院に相談しましょう。シニア期は、定期的な健康診断の頻度についても、かかりつけの動物病院で相談しておくと安心です。

記録があると、病院で「いつから・どのくらい」を伝えやすくなるよ。
よくある質問
猫は何歳からシニアですか?
何歳からをシニアと呼ぶかは考え方によって異なり、老い方にも個体差があります。年齢よりも、その子の変化を見ることが大切です。フードの対象年齢の表示なども参考にしましょう。
高齢になってから首輪をつけても大丈夫ですか?
首輪に慣れていない猫は、軽くて外れやすいものを短い時間から試しましょう。首輪が難しい場合は、トイレの下に置く記録機器など首輪なしの方法もあります。
寝ている時間が長いのは心配ですか?
年齢とともに睡眠時間が増えることもありますが、ぐったりしている、食欲がないなど気になる様子があれば動物病院に相談してください。
記録はノートとアプリ、どちらがいいですか?
続けやすいほうで大丈夫です。ノートは手軽に書けて、アプリは家族と共有しやすいのが利点です。自動で記録できるデバイスを使えば、書く手間を減らせます。
トイレの粗相が増えたのは年齢のせいですか?
トイレの入り口の高さや場所が合わなくなっていることもあれば、体調の変化が関係していることもあります。環境を見直しても続く場合は、動物病院に相談しましょう。
Catlogで病気がわかりますか?
いいえ。Catlogは医療機器ではなく、病気の診断はしません。変化に気づくきっかけとして使い、判断は獣医師に相談しましょう。
参考・出典
- 環境省「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」(PDF)(確認日:2026年10月6日)
- Catlog公式「Catlog(首輪型デバイス)」(確認日:2026年10月6日)
- Catlog公式「Catlog Board」(確認日:2026年10月6日)
- Catlog公式「ご利用料金」(確認日:2026年10月6日)
まとめ
- シニア期の変化はゆるやかで、毎日見ていても気づきにくい
- 「食べる・飲む・出す・量る・動く」の5つを記録して、ふだんと比べる
- 完璧でなくてよいので、続けやすいルールで記録する
- 首輪型やトイレの下に置くデバイスで、自動で記録する方法もある
- 気になる変化が続いたら、記録を持って動物病院に相談する
記録は、年を重ねた愛猫と穏やかに暮らすための心強い味方です。
