キャットフード売り場には、カリカリのドライ、パウチや缶のウェット、子猫用、室内猫用、体重管理用……と、たくさんの種類が並んでいます。「うちの猫にはどれがいいの?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、キャットフードの種類を「形状」「目的」「対象(年齢・暮らし方)」「特徴(原材料など)」の4つの分け方で整理し、それぞれの違いと選び方をまとめます。具体例として、アカナ・オリジンのラインナップも紹介します。
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子猫用、成猫用、室内猫用……種類が多すぎて、どれが合うのかわからなくなります。
- 形状による種類(ドライ・ウェットなど)
- 目的による種類(総合栄養食・一般食など)
- 年齢・暮らし方・特徴による種類
- 種類を組み合わせた選び方の手順
結論:「目的」→「対象」→「形状・特徴」の順に絞る
結論:まず主食にできるかを確認し、年齢や暮らし方で絞り、最後に形状や原材料の好みで選ぶ
キャットフードは、いくつもの分け方が組み合わさっています。迷ったときは、「主食にできるか」→「年齢・暮らし方に合うか」→「形状や原材料」の順に絞ると選びやすくなります。
パッケージには「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食(一般食など)」のいずれかの目的が表示されています(出典:ペットフード公正取引協議会)。まずはここから確認しましょう。

キャットフードの種類と特徴
1. 形状による種類
| 種類 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| ドライ(カリカリ) | 水分が約10%前後。保存しやすく、1食あたりの費用を抑えやすい | 毎日の主食 |
| ウェット(パウチ・缶) | 水分が約75〜80%前後。香りが立ちやすく、やわらかい | 主食・トッピング・水分をとってほしいとき |
| セミモイスト・ソフト | ドライとウェットの中間のやわらかさ | 食べやすさを重視したいとき |
| フリーズドライ | 素材を凍結乾燥したもの | トッピング・おやつ(目的の表示を確認) |
2. 目的による種類
- 総合栄養食:猫に必要な栄養基準を満たし、水と一緒に与えるだけで健康を維持できるよう調整された「毎日の主要な食事」
- 間食:おやつ、ごほうびなど
- 療法食:獣医師の指導のもとで与えるフード
- その他の目的食:一般食(おかずタイプ)など。総合栄養食と組み合わせて与える
海外ブランドでは、欧州のFEDIAFなどの栄養基準を満たしているかを示しているものもあります。アカナ・オリジンの公式FAQでは、各フードがFEDIAFのどの栄養組成基準を満たしているかを、商品ページの「原材料と成分」に記載していると案内されています(出典:アカナ・オリジン公式)。

ウェットには主食になるものと、おかずタイプがあるよ。パッケージの「目的」を必ず見てね。
年齢・暮らし方・特徴による種類
3. 年齢・暮らし方
子猫用(キトゥン)、成猫用、シニア用、全年齢用があります。暮らし方では、室内猫用や体重管理用もあります。また、商品によっては、給与量の目安が「避妊・去勢前」「避妊・去勢後」で分かれていることもあります。たとえばオリジン オリジナルキャットでは、体重4〜5kgの成猫の給与量の目安が、通常で1日65〜74g、避妊・去勢後で43〜52gと分けて示されています(出典:アカナ・オリジン公式)。

避妊・去勢のあとは、同じフードでも量の目安が変わることがあるよ。パッケージの表を見直してみてね。
年齢や暮らし方が変わったときは、フードの種類と給与量を見直すタイミングです。
4. 特徴(原材料など)
- グレインフリー:穀物を使っていない。代わりに豆類などが使われることが多い
- 魚中心:魚を主な動物原材料にしたもの
- 動物原材料を多く使ったもの:原材料欄の最初に肉や魚が並ぶ
- 体重管理用:脂肪分やカロリーを控えめにしたもの
例:アカナ・オリジンのラインナップ
| 商品 | 対象 | 粗たんぱく質 | 100gあたり | 穀類 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| オリジン キトゥン | 子猫 | 40%以上 | 412kcal | 穀類不使用 | 340g・1,738円 |
| アカナ ファーストフィーストキャット | 子猫 | 37%以上 | 385kcal | 穀類使用 | 340g・1,408円 |
| オリジン オリジナルキャット | 全年齢 | 40%以上 | 416kcal | 穀類不使用 | 340g・1,738円 |
| アカナ インドアキャット | 成猫(室内) | 38%以上 | 363kcal | 穀類不使用 | 1.8kg・7,150円 |
| アカナ パシフィカキャット | 子猫・成猫 | 37%以上 | 393kcal | 穀類不使用 | 340g・1,628円 |
| オリジン フィット&トリムキャット | 全年齢(体重管理) | 42%以上 | 371kcal | 穀類不使用 | 1.8kg・7,480円 |
※アカナ・オリジン公式ストアの商品ページより(2026年10月7日確認)。価格は最小サイズの税抜価格に消費税10%を加えた額。送料は全国一律700円(税抜)。
アカナ・オリジンには、ドライのほか、ウェット(チャンク イン ブロス、チャンク&シュレッドなど)や、なめるタイプのおやつ(リッカブル)もあります。ウェットやおやつを使うときも、目的の表示とカロリーを確認しましょう。
種類を組み合わせた選び方の手順
- 目的を確認する:主食にするなら総合栄養食(または栄養基準を満たすもの)を選びます。
- 年齢・暮らし方で絞る:子猫・成猫・シニア、室内猫・体重管理など、対象を確認します。
- 形状を決める:ドライを中心に、必要に応じてウェットを組み合わせます。
- 原材料・特徴で選ぶ:主原料、避けたい原材料、魚中心かなどで選びます。
- 少量で試してから切り替える:新しいフード25%から、5〜7日かけて少しずつ切り替えます。
持病がある、療法食を食べているなどの場合は、フードを選ぶ前に動物病院に相談しましょう。キャットフード全体の選び方は「キャットフードの選び方」でも解説しています。

「目的→対象→形状→原材料」の順で見れば、売り場でも迷わずに済みそうです。
よくある質問
ドライとウェット、どちらがいいですか?
どちらがよいということはありません。保存のしやすさや費用ではドライ、香りや水分ではウェットに利点があります。組み合わせる場合はカロリーで量を調整しましょう。
避妊・去勢後はフードを変えたほうがいいですか?
給与量の目安が変わることがあります。フードを変えるか、量を調整するかは、体重を見ながら動物病院に相談すると安心です。
子猫用から成猫用に切り替える時期は?
猫種や成長によって異なります。パッケージの対象年齢を確認し、迷う場合は動物病院に相談しましょう。
いくつかの種類を交互に与えてもいいですか?
アカナ・オリジンの公式FAQでは、袋ごとに別のレシピに変える「フードローテーション」が紹介されています。新しいフードを加えるときは少しずつ慣らしましょう。
参考・出典
- ペットフード公正取引協議会「公正競争規約に基づく必要表示事項及び表示制限について」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「よくある質問」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「オリジン オリジナルキャット」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「オリジン キトゥン」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「アカナ インドアキャット」(確認日:2026年10月7日)
まとめ
- キャットフードは「形状」「目的」「対象」「特徴」で種類が分かれる
- 主食にするなら、まず「総合栄養食」(または栄養基準を満たすもの)を確認
- 年齢・暮らし方に合った対象を選ぶ。避妊・去勢後で給与量が変わることも
- ドライ・ウェットなどの形状や、原材料の特徴は最後に選ぶ
- 新しいフードは少量で試し、少しずつ切り替える
種類の分け方がわかれば、愛猫にぴったりのキャットフードを選びやすくなります。
