ドッグフード売り場には、1kgあたり数百円のものから数千円のものまで、価格に大きな差があります。「高いフードのほうが安心?」「何にお金がかかっているの?」と、高級ドッグフードが気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、高級ドッグフードの選び方を、価格に差が出る理由、確認したいポイント、「1日あたり」「カロリーあたり」で比べる方法の順に整理します。具体例として、カナダ産のアカナ・オリジンの公式ストアの情報も紹介します。
本記事はプロモーションを含みます。

高いフードにしたほうがいいのかなと思いつつ、値段だけで決めていいのか迷っていて。
- ドッグフードの価格に差が出る理由
- 高級ドッグフードで確認したい5つのポイント
- 「カロリーあたり」で比べる方法(計算例)
- 切り替えるときの注意点
結論:「価格の理由」を原材料欄で確かめ、カロリーあたりで比べる
結論:高い=よいとは限らない。原材料・栄養基準・カロリーを確認し、1日・カロリーあたりの費用で比べる
ドッグフードの価格には、原材料の種類や割合、製造方法、輸入の費用などが関係します。「なぜその価格なのか」は、原材料欄を見るとある程度わかります。原材料は使用量の多い順に書くルールなので、最初に何が書かれているかで主原料がわかります(出典:ペットフード公正取引協議会)。
また、高カロリーのフードは1日の給与量が少なくなるため、袋の値段だけでなく「カロリーあたり」で比べると、実際の費用の差が見えてきます。

ドッグフードの価格に差が出る理由
- 原材料:肉や魚の割合、使う部位、新鮮な肉を使うかどうか
- 原材料の産地・調達:産地や品質管理の基準、トレーサビリティ(追跡)の仕組み
- 製造:自社工場かどうか、品質管理の認証
- 輸入・流通:海外ブランドは輸送や輸入の費用がかかる
- ラインナップ:年齢・体格・体重管理など、細かく分かれた専用フード
たとえばアカナ・オリジンは、カナダのチャンピオンペットフーズが自社キッチンで製造し、原材料の追跡システムや、HACCPなど食品安全の認証を取得していると公式FAQで説明しています(出典:アカナ・オリジン公式)。こうした原材料や製造への取り組みも、価格に反映されていると考えられます。

高い理由が「原材料」なのか「ブランド料」なのか。それを見分けるのが、原材料欄なんだ。
高級ドッグフードの選び方
| ポイント | 確認すること |
|---|---|
| 1. 主原料 | 原材料欄の最初に、肉や魚が書かれているか |
| 2. 栄養基準 | 主食として与えられるか(総合栄養食、または栄養基準を満たしているか) |
| 3. 対象 | 子犬・成犬・シニア、小型犬・大型犬など、愛犬に合っているか |
| 4. カロリーと給与量 | 100gあたりのカロリーと、体重別の給与量 |
| 5. 試しやすさ | 少量サイズがあるか。食いつきを確かめてから大袋を買えるか |
例:アカナ・オリジンの成分と価格
| 商品 | 粗たんぱく質 | 100gあたり | 動物原材料 | 穀類 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| オリジン オリジナル | 38%以上 | 386kcal | 85% | 穀類不使用 | 340g・1,650円 |
| オリジン シックスフィッシュドッグ | 38%以上 | 388kcal | 85% | 穀類不使用 | 2kg・7,700円 |
| アカナ アダルトドッグレシピ | 29%以上 | 351kcal | 60% | 穀類不使用 | 2kg・6,358円 |
| アカナ アダルトスモールブリードレシピ | 31%以上 | 351kcal | 60% | 穀類不使用 | 340g・1,408円 |
| アカナ プレイリーポートリーレシピ | 27%以上 | 344kcal | 50% | 穀類使用 | 2kg・5,258円 |
※アカナ・オリジン公式ストアの商品ページより(2026年10月7日確認)。価格は最小サイズの税抜価格に消費税10%を加えた額。送料は全国一律700円(税抜)。
同じメーカーでも、動物原材料の割合やたんぱく質量、穀類を使うかどうかで価格が変わります。公式FAQでは、各フードがFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)のどの栄養組成基準を満たしているかを、商品ページの「原材料と成分」に記載していると案内されています。
「カロリーあたり」で比べる方法
袋の値段を、その袋に入っているカロリーの合計で割ると、カロリーあたりの価格がわかります。2kgの袋で計算してみましょう(2026年10月7日時点の公式ストアの税込価格をもとにした概算)。
| 商品(2kg) | 税込価格 | 袋全体のカロリー | 100kcalあたり |
|---|---|---|---|
| オリジン オリジナル | 7,480円 | 約7,720kcal | 約97円 |
| アカナ アダルトドッグレシピ | 6,358円 | 約7,020kcal | 約91円 |
| アカナ プレイリーポートリーレシピ | 5,258円 | 約6,886kcal | 約76円 |
※代謝エネルギー(kcal/kg)×2kgで袋全体のカロリーを計算。送料は含みません。
袋の値段ではオリジンとアカナに約1,100円の差がありますが、カロリーあたりで比べると差は小さくなります。高カロリーのフードは1日の給与量が少なくなるためです。愛犬の1日に必要なカロリーをもとに、1か月あたりの費用を計算してみると、実際の負担がわかります。

袋の値段だけ見ていたら、ずいぶん印象が違いますね。カロリーあたりで比べてみます。
切り替えるときの注意点
- 少量サイズで食いつきを確かめる:340gなどの小さいサイズがある商品は、まずそこから。
- 今のフードに25%混ぜる:アカナ・オリジンの公式FAQでは、新しいフード25%から始めるよう案内されています。
- 5〜7日かけて100%に:便や食べ方を見ながら、少しずつ割合を増やします。
- 給与量を守る:高カロリーのフードは、同じ量だと食べすぎになります。新しいフードの給与量を確認します。

どんなに良いフードでも、急に変えるとおなかがびっくりすることがあるよ。少しずつね。
持病がある、療法食を食べているなどの場合は、フードを変える前に動物病院に相談しましょう。ドッグフード全体の選び方は「ドッグフードの選び方」でも解説しています。
よくある質問
高いドッグフードのほうが体にいいのですか?
価格だけでは判断できません。原材料、栄養基準、愛犬の年齢や体質に合っているかで選びましょう。ペットフードは医薬品ではないため、健康効果をうたう表示は認められていません。
「プレミアム」「高級」に決まった基準はありますか?
表示上の決まった定義はありません。客観的な根拠なく「最高」などと表示することは、公正競争規約で禁止されています。
1か月の費用はどう計算すればいいですか?
愛犬の1日の給与量(g)×30日÷袋の容量で、1か月に必要な袋の数がわかります。給与量はパッケージの目安を確認してください。
グレインフリーのほうが高級ですか?
必ずしもそうとは限りません。穀類を使うかどうかより、原材料全体と愛犬に合っているかで判断しましょう。
参考・出典
- ペットフード公正取引協議会「公正競争規約に基づく必要表示事項及び表示制限について」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「よくある質問」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「利用ガイド」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「オリジン オリジナル」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「アカナ プレイリーポートリーレシピ」(確認日:2026年10月7日)
まとめ
- ドッグフードの価格差は、原材料・調達・製造・輸入などから生まれる
- 高い=よいとは限らない。原材料欄の最初で主原料を確認する
- 主食にできる栄養基準、対象年齢、カロリーと給与量を確認する
- 袋の値段ではなく「カロリーあたり」で比べると、実際の費用がわかる
- 少量サイズで試し、新しいフード25%から少しずつ切り替える
価格の理由がわかれば、納得して愛犬のフードを選べます。
