ドッグフードのパッケージには「代謝エネルギー 3,860kcal/kg」「カップ1杯につき463kcal」などのカロリー表示があります。でも、「1日にどれくらいあげればいいの?」「フードを変えたら量はどうするの?」と、数字の使い方に迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ドッグフードのカロリー表示の読み方と、給与量の目安の使い方、フードを変えたときの量の計算、体重に合わせた調整のコツをまとめます。計算例には、アカナ・オリジン公式ストアの表示を使います。
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計量カップで目分量であげていたんですけど、それだとカロリーがずれちゃいますか?
- カロリー表示(kcal/kg・100g・カップ)の読み方
- 給与量の目安の使い方
- フードを変えたときの量の計算
- 体重に合わせた調整のコツ
結論:給与量は「g」で量り、フードを変えたらカロリーで量を換算する
結論:カップより重さ(g)で量るほうが正確。フードを変えたら、同じカロリーになる量に計算し直す
ドッグフードはフードごとにカロリーが違うため、同じ「1カップ」「100g」でも、摂るカロリーは変わります。パッケージの給与量の目安を出発点にして、キッチンスケールで量り、体重の変化を見ながら調整するのが基本です。
フードを変えるときは、今のフードと同じカロリーになる量を計算してから、少しずつ切り替えましょう。

ドッグフードのカロリーの見方
| 表示の例 | 意味 |
|---|---|
| 代謝エネルギー 3,860kcal/kg | フード1kgあたりのカロリー。100gあたりなら386kcal |
| 250mlカップ1杯につき463kcal | 計量カップ1杯あたりのカロリー(粒の大きさや詰め方で変わる) |
| 給与量の目安(体重別・運動量別) | 1日にあげる量の出発点 |
※オリジン オリジナルの表示(アカナ・オリジン公式ストア・2026年10月7日確認)。
オリジン オリジナルの場合、カップ1杯(463kcal)は重さにすると約120gです(463÷3.86で計算した目安)。カップの量は、すり切りかどうかや粒の詰まり方で変わるため、キッチンスケールで重さを量るほうが正確です。
給与量の目安の使い方
| 体重 | 通常(1日1時間未満の運動) | 活発(1日1時間以上の運動) |
|---|---|---|
| 2〜5kg | 30〜60g | 40〜90g |
| 5〜10kg | 60〜120g | 90〜150g |
| 10〜20kg | 120〜160g | 150〜240g |
| 20〜30kg | 160〜240g | 240〜330g |
※オリジン オリジナルの1日の給与量の目安(アカナ・オリジン公式ストア・2026年10月7日確認)。
目安には幅があります。たとえば体重5〜10kgで運動量が通常なら1日60〜120gで、カロリーにすると約232〜463kcalです。まずは目安の範囲から始め、しばらく体重の変化を見ながら調整するとよいでしょう。公式FAQでは、1日の量を2回に分け、8〜12時間あけて与えることがすすめられています(出典:アカナ・オリジン公式)。

給与量の表は「出発点」。そこから体重を見て少しずつ合わせていくのがコツだよ。
フードを変えたときの量の計算
フードを変えるときは、今のフードと同じカロリーになる量を計算します。
- 今のフードの1日のカロリーを出す:1日の量(g)×100gあたりのカロリー÷100
- 新しいフードで同じカロリーになる量を出す:1日のカロリー÷新しいフードの100gあたりのカロリー×100
- 少しずつ切り替える:新しいフード25%から始め、5〜7日かけて100%にします。
たとえば、アカナ アダルトドッグレシピ(100gあたり351kcal)を1日100gあげている場合、1日のカロリーは351kcalです。オリジン オリジナル(100gあたり386kcal)に変えて同じ351kcalにするなら、351÷386×100で約91gになります(代謝エネルギーの表示から当サイトで計算した概算)。
この例では、アカナからオリジンに変える場合、同じ量のままだと1日に約35kcal多くなります。わずかな差でも、毎日続くと体重に影響することがあるため、量を計算し直しましょう。
| 商品 | 対象 | 脂肪分 | 100gあたり | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| オリジン オリジナル | 全年齢 | 18%以上 | 386kcal | 340g・1,650円 |
| オリジン フィット&トリムドッグ | 全年齢(体重管理) | 13%以上 | 353kcal | 2kg・7,480円 |
| アカナ アダルトドッグレシピ | 成犬 | 17%以上 | 351kcal | 2kg・6,358円 |
| アカナ ライト&フィットレシピ | 成犬(体重管理) | 11%以上 | 307kcal | 2kg・6,358円 |
| アカナ シニアドッグレシピ | シニア | 14%以上 | 332kcal | 2kg・6,358円 |
※アカナ・オリジン公式ストアの商品ページより(2026年10月7日確認)。価格は最小サイズの税抜価格に消費税10%を加えた額。送料は全国一律700円(税抜)。

計算はかんたんな割り算だけ。一度やってみると、フードを変えるのがこわくなくなるよ。
おやつのカロリーも合計に含める
主食の量をきちんと量っていても、おやつが多いと1日のカロリーは増えてしまいます。おやつのパッケージにもカロリーや給与量が書かれているので、あげた分は主食を少し減らすなど、1日の合計で考えましょう。家族それぞれがおやつをあげている場合は、1日の回数を決めておくと管理しやすくなります。
体重に合わせた調整のコツ
- 毎回キッチンスケールで量る
- 週に1回など、決まった曜日に体重を量って記録する
- おやつのカロリーも1日の合計に含めて考える
- 体重が増えてきたら、量を少し減らす。減ってきたら少し増やす
- 急に大きく増減したときや、適正体重がわからないときは動物病院に相談する
アカナ・オリジンの公式FAQでも、美味しいので与えすぎに注意するよう案内されていて、便がゆるくなったり体重が増えたりすることがあるとしています。体重管理が必要な犬には、脂肪分とカロリーを控えめにした「オリジン フィット&トリム」「アカナ ライト&フィット」などもあります。

カップで目分量だったのをやめて、スケールで量るところから始めます。
よくある質問
給与量の目安どおりにあげても太ってしまいます。
運動量や年齢、避妊・去勢などで必要な量は変わります。体重を見ながら少しずつ減らし、適正体重は動物病院で相談しましょう。
おやつはどのくらいならいいですか?
おやつのパッケージの給与量を確認し、そのカロリー分は主食を減らして調整しましょう。
カロリーが高いフードは避けたほうがいいですか?
カロリーが高いフードは、少ない量で必要なカロリーを摂れます。量を正しく調整すれば問題ありません。体重管理が必要なら、体重管理向けのフードも選択肢です。
ウェットとドライを混ぜるときは?
ウェットのカロリーの分だけ、ドライを減らします。ウェットは水分が多く、同じ重さならカロリーは低めです。
参考・出典
- アカナ・オリジン公式「よくある質問」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「オリジン オリジナル」(確認日:2026年10月7日)
- アカナ・オリジン公式「アカナ アダルトドッグレシピ」(確認日:2026年10月7日)
- ペットフード公正取引協議会「公正競争規約に基づく必要表示事項及び表示制限について」(確認日:2026年10月7日)
- 環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(確認日:2026年10月7日)
まとめ
- カロリー表示は「kcal/kg」「100gあたり」「カップ1杯あたり」で書かれる
- カップより、キッチンスケールで重さを量るほうが正確
- 給与量の目安は出発点。体重を見ながら少しずつ調整する
- フードを変えたら、同じカロリーになる量を計算し直す
- おやつのカロリーも合計に含め、気になれば動物病院に相談
カロリーの読み方がわかれば、フードを変えても量で迷わなくなります。
